ゾンビゲーム好きが約100時間遊んだ『Days Gone』|爽快感と人間ドラマの両方に浸れる

レビュー

『Days Gone』(デイズ・ゴーン)。PS5でPS4版を、約100時間遊んできました。ジャンルを問わずゲームが好きで、中でもゾンビゲームとFPSは、特によく遊ぶジャンルです。

開発はBend Studio、発売元はソニー・インタラクティブエンタテインメント。PS4版の発売日は2019年4月26日で、ジャンルはオープンワールドサバイバルアクションです(出典:PlayStation Blog)。

遊ぶ前は、爽快感だけのゲームだと思っていた

ゾンビゲームによくある、爽快感だけを前面に押し出したゲームだろう。遊ぶ前は、そう思っていました。

ところが、実際に遊んでみると違います。ストーリーだけで、1本の映画が作れてしまうほどの重厚感。

オープンワールドで、自由に移動できるのも魅力です。100時間のうち、メインストーリーを進めつつ、サブクエストも遊んでいます。それでも、まだ全部は終わっていません。それほど、ボリュームのあるゲームです。

初めて大群に出会ったとき

私たちが想像するゾンビは、このゲームでは「フリーカー」と呼ばれています。

初めて出会った大群は、飲み込まれそうな勢いで迫ってきました。生き残るために、逃げ回りながら銃を撃ち、敵を倒す。感じたのは、焦り、興奮でした。実際の戦場もこんな感じなのでしょうか。

一方で、迫る敵を銃で次々に倒していく爽快感も、確かにあります。ゾンビゲームの醍醐味と言えるでしょう。

戦略は、無限にある

大群に、何も考えずに突っ込めば、負けてしまいます。私が遊んだ範囲では、銃だけで戦っていると、必ず弾切れになります。だからこそ、爆弾なども使って、戦いを組み立てるのです。

場所や地形を読む。武器の種類を選ぶ。正面からではなく、不意を突く。戦略は、無限にあると言っても大げさではありません。

自分で戦いを組み立てられる。それが、このゲームの奥深さであり、面白さだと思います。

バイクの燃料と耐久値

移動手段のバイクには、燃料と耐久値が設定されています。ぶつかったり、走り続けたりすれば、燃料も耐久値も減っていく。修理が必要になる、というわけです。ここに、このゲームのリアルさへのこだわりを感じました。他のゲームにはない特徴だと思います。

燃料や耐久値の管理を、手間に感じる人もいます。実際、私の友人は手間だと言っていました。ただ、私はそれほど手間に感じませんでした。燃料は、至るところにあるわけではないものの、割と見かけますし、耐久値も、物を集めていくうちに、修理パーツが自然と手に入るからです。バイクを改造すれば、燃料や耐久値の管理は、さらにしやすくなります。

好みが分かれるかもしれませんが、私は面白かったです。

重厚なストーリーと、人間の心理

荒廃した世界での、主人公たちの人間関係。見ていて、心を揺さぶられるものでした。

主人公と、行動を共にする人間たち。その関係性は、人間の心理の奥深くまで描かれています。

荒廃した世界ならではの生き方をする人たちが、そこにいます。利害関係だけを追い求めて、生きる人。一方で、利害を超えて、友情や愛情に生きる人もいます。いろんな人がいる中で、主人公は、自分の目的を果たそうと進んでいきます。

その姿を追ううちに、主人公と一体になったような感覚に。世界観に浸りやすい、ストーリーでした。

印象に残っているのは、序盤の出来事が、終盤につながってくるところ。物語全体が、1本の糸でつながっているようです。(ネタバレを避けるため、具体的な内容は書いていません)

気になったところ

ひとつだけ、気がかりなところとしてはストーリーに出てくる人物たちの「その後」が、詳しく書かれていないこと。続編(2)で描かれるのかどうか、気になるところです。

こんな人に向いています

大群を倒しまくる爽快感を味わいたい人。重厚なストーリーと人間ドラマを楽しみたい人。そんな人には、ぜひ遊んでほしい1本です。

PS4で遊べるゾンビゲームの中で、ストーリーもゲーム性も、いちばん優れているのではないか。個人的には大いに過小評価されている作品だと私は、そう思っています。

気になった方は、ぜひ遊んでみてください。

出典・参考

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